日本政策金融公庫の融資にあたっての注意点
融資申請にあたっては、虚偽の内容がないこと、誠実さが求められます。
融資担当者との面談は、真摯な態度で臨みましょう。
日本政策金融公庫は、国民の利便を図るため設立された金融機関です。融資担当者は、面談時、面談者に事業についてさまざまな角度から質問をし、その事業についての全体像を把握しようとしています。決して詰問しているわけではなく、経営者(あるいはその予備軍)の誠実さ、人となり、事業についての本気度や熱意などを観察しようとしているものです。面談時は、感情的になったり、喧嘩腰になったりと言う話を聞きますが、融資担当者は、あなたの見方であると言うことを忘れず、面談に望んで下さい。
以下、注意すべき点です。
- 事業について具体的に説明でき、思いをもってプレゼンテーションできること
- 熱意をもって事業に取り組むことを説明できること
- 面談時、冷静で感情的にならないこと
また、一般的に以下の事実がないことも重要です。
- 税金・公共料金の滞納がないこと。
- 売上見込み、仕入れ、経費などの数字が現実性があること
- 収支が整合性があること
- 融資以外の資金調達先が明確であること
- 事業の将来性・継続性があることを説明できること
以上、融資担当者が納得できる説明が出来ることが必要です。