経営コラム14:資金繰りの重要性3
資金繰りについて、続けて投稿したいと思います。前回、運転資金はどれ位必要かとのお話をしました。
業種、営業形態などによって一概には言えませんが、最低でも3ヶ月程度の運転資金は必要ではないかと思われます。
開業即資金難では継続が難しいですし、追加の融資を行なうにしても、金融機関に対しても、資金計画が甘いことを露呈してしまい、
信用をなくす可能性もあります。
そこで、中期的な資金繰り、資金計画は立てておかなければなりません。
実際に資金繰りとは、収入(売上げ、売掛金回収など)など入ってくるお金から支出(人件費、水道光熱費・地代家賃などの経費、返済金および利息など)など出てゆくお金を差し引いて、それがうまく回って行くかを見てゆくことです。
出来るだけ細かい経費まで洗い出し、売掛金の回収条件、受取手形、支払手形などがあれば、回収・支払のサイトも考慮する必要があります。
また、忘れがちではありますが、広告宣伝費も考慮に入れる必要があります。